協会の「会員」とは誰のこと?

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会員のいない協会を作ることもできますが、そんな協会はめったにありません。理由は簡単で、ふつうは会員を増やしたくて協会を作るものだからです。つまり、協会には会員がいます。

したがって協会を作る際には、誰を会員と呼び、誰を会員と呼ばないのかを決める必要があります。これにはだいたいのパターンがあります。

資格講座型

「講座の受講生=会員」とするパターンです。

このパターンには。資格を取ったか否かにかかわらず、受講の時点で会員とみなす場合と、資格を取った時点で自動的に「入会」となる場合と、資格を取った時点で「入会」するかどうかを選ぶ場合とがあります。

会費型

会費の金額により呼び方が異なるパターンです。

「年会費1万円 → 一般会員」「年会費5万円 → 特別会員」といった形です。

「個人会員 → 年会費1万円」「法人会員 → 年会費5万円」といった設定のしかたもあります。

別途、「賛助会員」というカテゴリが存在する場合もあります。

一般会員、特別会員は、会費に見合う何か(ニュースレターなど)を協会から受け取るものですが、賛助会員には、基本的には「見返りを期待しない会員」という意味あいがあります。寄付に近いわけです。

なお、協会の理事や協会に雇われているスタッフ、講座の講師などは「会員」に含まれないのが一般的です。

 

会員制度を設計するときには、会員資格の有効期間も決めます。

言い換えると、「月会費にするのか?」「年会費にするのか?」「2年ごとに会費を払うのか?」などというルールを決めます。

また、たとえば、有効期間1年という場合、入会した日の1年後(365日後)に、次の年会費を払うルールにすると、会員によって入会日が異なるため、有効期限日も異なりますし、そうではなく、全員、同じ日に期限切れにする(たとえば12月31日にするとか)という考え方もあります。

更新日が会員によってバラバラである前者に比べ、後者は管理が簡単というメリットが

ありますが、後者の場合、「12月30日に入会した人はいきなり翌日に期限切れになる」というケースが出てくるため、そういう人への配慮を考えておく必要があります。

 

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吉岡岳彦

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