協会ルネサンス|新しい時代の美しいあり方

未来のことは、そのときにならないとわかりません。でも、未来のことがわからないのは、まだ経験していないからではなく、現在が進化しているからわからないのです。進化していない社会だったら、未来は容易に予測できます。

この意味するところは、私たちは未来に向けて新しいことをしていかなければ未来がない、ということです。今までと同じことをしていても、それは競争社会の中で疲弊し、いつか力尽きてしまいます。今までにないことをするから、明るい未来がやってきます。

これまでと同じような発想で協会をつくる。違いを見いだしにくい資格講座をつくる。使い古されたマーケティングでプロモーションをする。それではいくらがんばっても、なかなか選ばれる存在とはなれません。そういう時代です。

今では当たり前のアイデアというのは、かつては誰も考えなかったアイデアです。新しい時代を切り拓くために、使い古された習わしを改め、「協会ルネサンス」を行いましょう。

協会ルネサンス発令! 

「知りたい」「学びたい」という好奇心の爆発!
それが協会ルネサンス

ルネサンスとは

ルネサンスとは、14世紀にイタリアから始まり、ヨーロッパ諸国に広がっていった文化運動です。「ルネサンス(Renaissance)」は、フランス語で「再生」を意味する言葉です。
ヨーロッパの諸国で、人々の精神の改革を目指すルネサンス運動は、芸術面だけではなく、人々の生き方をも変えていきました。
ギリシャ・ローマの古典文化を再生することにより、人々の品性を高めました。そして、人間らしい生き方を追求するヒューマニズム(人文主義)が誕生しました。
これにより現実主義が広まり、中世の支配的な観念だったカトリック思想を打破することになりました。

協会ルネサンスとは

協会ルネサンスとは、協会を通じて人間形成をしていき、美しい社会をつくること。
変化の著しい現代にあって、ずっと自分らしく生きていこうという運動になります。中世のルネサンスになぞらえて命名しました。

新しい時代の美しいあり方(協会4.0の幕開け)

協会のスタイルは、フェーズ4(協会4.0)に入りました。新しい時代にあった魅力的な協会を創造しましょう。

なぜ協会ルネサンスなのか?

ビジネスの世界でこれまで成功してきた人は、おおよそ目標達成型な人です。論理的に考えることが得意で、頭が整理されている人です。成功哲学や普遍的な名著は、極めてそちら側の視点で努力した人が成功するように書かれています。

ところが、モノが溢れ、スペックで違いを出せない時代になると、これまで良いとされてきたことをどんなにやっても、なかなか良い結果として表れなくなりました。

感性が個性(差)をつくっている今の時代、その歪みが出てきています。論理的に積み上げたものが、かえって差別化できないものを生み出してしまっているのです。要するに、みんなで同じものをつくってしまっているのです。それは自ら「レッドオーシャン」の中に飛び込んでしまっています。(レッドオーシャンとは、競争激化の市場のことです。)

「論理的に正しいとされる解は、みんなが導き出す解」と言えます。正解を探ろうとすると、同じように正解を探る人たちと同じ答えに到達します。つまりは、ライバルがひしめき合ったところで、同じような商品で立ち向かうことになるのです。

それでもファーストペンギンならば、「一番手の法則」で一抜けできるかもしれません。しかし二番手以降の人たちは、次々とマネて追いかけてくる人たちと争い、蹴落としていかなければならないため、その戦いのなかで、利益も、体力も、心も奪われ、疲れ果ててしまうのです。一生懸命やった挙句、値引きして、ライバルとひたすら戦うことに陥るのです。

今はそういう時代だと理解してください。通り一辺倒なサービス、型にはめたビジネスをやっても、まず、うまくいかないと思ってください。
それは、もちろん協会もそうです。ちょっと工夫が必要になります。今から協会を立ち上げる人は気をつけてくださいね。

世の中から似たように映る協会は、求められません。人気のある協会にするには、新しさが必要です。

なので、「協会ルネサンス」が必要になります。新しい視点が必要になります。協会の組み立て方も協会の魅せ方も新しいスタイルに改革しましょう。

論理派と感性派は順番が違う

協会をつくりたい方の多くは、五感をつかったものや手先をつかったものなど、専門的な知識以外に専門的なスキルが必要になることが多くあります。つまりは、彼らは感性(センス)の優れた人と言えます。

このような感覚派の人たちに、これまでの教科書どおりのアドバイスをしてもあまり良い方向に向かわない、ということがあります。感覚に導かれて生きている人には、論理的にビジネスモデルを構築する話は、どうも馴染まないようです。こんがらがってしまうことがあるようです。

たとえるならば、卒業証書授与式の壇上で歩く際に、右手と右足が一緒になってしまうように、無意識ではできることなのに頭で考えさせられると、バランスを崩してしまうことに似ています。

この感覚は、僕もよくわかります。僕の場合は、そもそもが論理的なタイプだったのですが、成長の過程のいつの時代でも、感性を磨く環境で過ごすことになりました。そして、40歳をまたぐ2年間のセミリタイア生活をしたのをきっかけに、以降、感性に従って生きることにして、それを実践しています。

そういう人に対して、論理的な思考で積み上げることにあまり意味を持たない、ということがあります。

たとえば、スタートアップしてみた。でも、ロゴがダサい、とします。そんなダサいロゴだったら、やる気にならない。というか、そもそもやる意味がない。

この感覚は論理的思考100%の人には、わからないかもしれません。

ロゴはアイデンティティ

その証拠に、スタートアップ・サイエンスでロゴをつくりましょうという話はおもいっきり後回しになります。あるいは、しません。

僕は何かスタートアップするときには、決まって、ロゴからつくります。フォントとカラーを選んで、ロゴタイプを決め、必要に応じてロゴマークをつくります。

それはコンセプトからイメージを膨らませることもあれば、ロゴをつくってからストーリーテリングをすることもあります。

つまり、ロゴが先なのです。なぜならば、ロゴがアイデンティティだからです。

これは僕自身の反省を込めて言いますが、これまで協会のつくり方を尋ねられたとき、一度も「ロゴからつくりましょう」とは言ってきませんでした。

僕もロゴを後回しにしていたか、あるいは、伝えてきませんでした。

でも、実際に自分事で考えてみると、ロゴを見せながらストーリーを話すほうが100倍楽しいわけです。断然、ワクワクします。

お行儀のいい理念の文章を読ませていただくよりも、ロゴのほうがストレートに思いが伝わります。ロゴはブランドそのものです。

ロゴひとつとってもこれだけの意味合いの差を生むわけなので、従来のどおりのコンサルティングをすることに、無理が生じてきているのだと思います。

スタートアップが一部の優秀なビジネスパーソンだけのものではなくなり、誰でもビジネスができる時代になっている今、組み立て方を考えるタイミングだと確信しています。それが「協会ルネサンス」です。

 

 

シュテルン・コンサルティング
吉岡岳彦