協会

協会の運営方法は誰も教えてくれない

私たち協会総研は、世界初の「協会」を専門とする研究機関(シンクタンク)になります。

協会についてのさまざまなデータや知識をもとに、協会をスタートアップさせたい未来の理事長さんや、すでに協会を運営している理事長さん、もしくは事務局長さんのための支援を行なっています。

 

協会づくりの先生はどこにいるか?

協会の設立方法を教えてくれるところはあっても、協会の運営方法を教えてくれるところはほとんどありません。というか、正確に教えてくれるところはありません。

 

司法書士、行政書士に相談した

協会づくりの先生といえば、司法書士や行政書士の先生がいます。一般社団法人で協会を設立する際には、お世話になると思います。協会をつくる際に、書士の先生に相談された方もいらっしゃると思います。

なかには、書士の先生に頼らずに、ご自身で一般社団法人の定款を作成された方もいるかと思います。そういう場合には、あまり書士の先生とも接点がなく、相談しなかったかもしれません。

協会運営の勘所は知らない

ところが、司法書士や行政書士の先生の専門は、一般社団法人の設立についてです。法律に沿った社団法人の設立し、運営方法のアドバイスのできるプロです。言い方を変えれば、協会の骨組みを整えるプロであって、協会運営の勘所のわかるプロではないということです。

 

コンサルタントに相談した

私たちの周りには、協会のことを教えてくれるコンサルティング会社があります。あるいは、ウェブ制作会社が協会のマーケティングの指導をしてくれるところもあります。経営コンサルタントやマーケティングコンサルタントと呼ばれる先生たちです。

ところが、コンサルタントの専門は、株式会社のマネジメントやマーケティングについてです。会社の業績が良くなるようにするためのアドバイスのできるプロです。言い方を変えれば、会社を整えるプロであって、協会運営の勘所のわかるプロではないということです。

協会を会社のように運営するとうまくいかない

コンサルタントの仕事は、運営方法のアドバイスをして、改善させることです。なので、クライアントさんの問い合わせや要望に応えるため、サービスを追求するように指導します。そうやって協会運営のアドバイスをします。

しかし彼らの話を伺うと、ずいぶん誤っていることに気づきます。理事長さんを誤った方向に導いてしまっています。ハッキリ言うと、今まで一人とて正しい方向に理事長さんを導いているコンサルタントの先生に出会ったことがありません。

これまでの経験から、会社と同じようにアドバイスしています。ところが、それが間違えているわけです。

 

会社と協会は180度違う

協会には独特の舵取りが求められます。本来、会社とは正反対のアドバイスが必要になります。会社の運営方法と協会の運営方法は180度違います。まったく逆の考え方をします。

このことを知っている先生は、私たちのところで学んだ先生以外ではいらっしゃらないでしょう。協会を数多く設立したことをウリにしている行政書士の先生でも、会社と協会の運営の違いを正確には答えられないでしょう。理事長さんと会員さんがどのように心を通わしていくのかのノウハウや知識、そしてそのバランスの取り方を、十分にわかってはいないでしょう。

おそらく、そういう勘所というか、ソフト面は、先生方の得意とするところではないと思います。本来、得意でないことは教えられないと思います。

けれども、コンサルタントや先生という職種は、自分が「知らない」とは思ってないので、あたかも知っているかのようにアドバイスします。間違えていることにも気づけていません。仮に知らないことがあっても、顔色ひとつ変えずに、知っているフリをします。ヘンな言い方ですが、そういうリーダーシップを執る職種の人たちです。

クライアントさんにはそれがとても弊害になるのですが、知る由もありません。先生がそう言うので、素直に従うまでです。

 

認定講師型(フランチャイズ型)も違う

いっぽう、特定のスタイルを、例えば、認定講師型の協会(「協会ビジネス」と呼ばれるスタイル)やビッグデータ型の協会などの、その会社が推奨する事業モデルだけを専門に教えているところもあります。

しかし、はじめからその型を求めている人ならば、それはそれで良いのですが、協会は一型ではありません。型ありきで協会の事業モデルを構築してしまうと、後になってほころびが生じます。一型だけしか教えないのは、決して十分で正確なアドバイスとは言えません。

会員さんが進む道は一つではない

認定講師型協会のスタイルでは、受講し卒業するまで、一本のレールしか与えられません。もう少しわかりやすく言うと、「先生になる道」しかない、という不自由な世界で生きなければならないことを強いられます。これは大学を卒業したら、学校の先生しかなれないと言われているのと同じで、ずいぶん窮屈な世界です。

協会というのは、会員さんが協会の理念に沿った中で、自由に表現していいコミュニティです。なので、一つの型に収めようとするのはちょっと的外れなのです。

協会ビジネスのスタイルで立ち行かなくなるケースは多い

実際、私たちのところに相談に来るケースでは、認定講師型の協会をつくったけれども会員さんが集まらなくなった、認定講師士からのクレーム、認定講師同士のトラブルなどがほとんどです。慌てて認定講師型の協会を立ち上げたものの、すぐに立ち行かなくなってしまい、相談に訪れるケースです。理事長さんが描いていた「協会」が創る美しい世界とはまったくかけ離れた実態に困惑し、抜本改革のアドバイスをしてほしいと言うのです。

 

協会には、必ずあなたにあった方法がある

協会には、必ず、あなたにあった方法があります。そうやって悩まれる理事長さんであれば、まさに協会が向いています。

様々な角度から鑑みて、協会は会社やビジネスのように運営しないほうがいいです。いや、してはいけないと私たちは考えています。

私たちは、認定講師型の協会(協会ビジネス)は広義の意味では協会の枠に入れていますが、狭義の意味では協会と考えていません。「協会」という名前のついた企業のビジネスモデルの一つだと考えています。

協会総研調べでは、この感覚は多くの一般の人が感じる感覚と同じようです。多くの人は、「ビジネス、ビジネスした協会は嫌だな」という感覚があるようです。

協会はビジネスを優先させるものではなく、「理念」を優先させるものです。ビジネスを優先させるのであれば、株式会社で行うほうがいいです。純粋に学びたい、集いたい、という人たちに誤解を与えます。

協会は、「○○が好き」という同じ価値観の人が集まる集団です。一つの理念に向かって、みんなで成長しながら歩んでいく団体です。「お金が好き」「ビジネスが好き」な人は、協会ではなく、会社をつくって利益を目指されることをおすすめします。

 

そんな協会の知識やスキル、勘所を知りたくなった際には、お気軽にお声掛けください。

協会総研

吉村司 吉岡岳彦

 

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吉岡岳彦

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