【NEW】セレンディピティ
偶然がもたらすハッピーなこと
偶然がもたらすハッピーなことを「セレンディピティ」と言います。
世の中は偶然などなく、すべて必然であるとも考えられますが、偶然が織りなすことを巧みに紡ぎ未来をつくっていく、というように考えていくと、人生をよりハッピーに送れます。
人生は思い通りにすすまないかもしれません。ときには、イメージしたことと正反対のことが起きることもあります。
相手のことを思ってやった行動が、逆に相手を怒らせる結果になったり。みんなで良くなりたいと思ってやったことが、逆に相手を悲しませる結果になったり。
でも、だからといって手を止めてはいけないんですね。人生はチャレンジの連続です。
1打数1安打なんて、なかなかいかない。10打数1安打でいい。その1本のヒットを打つために打席に立ちつづけることが大事です。
予測と違うことが起きたときに
なにか事を起こすとき、当初は違うことをイメージしていることってよくある話です。というか、そんなことばかりです。
たとえば、ビジネス・シーンでは、新しいワークショップのプロモーションをしているうちに、次第に集まる人たちの顔が見えてきます。その人たちが喜ぶように、カリキュラムやコンテンツを変更したりします。そしてさらに、そのワークショップをやりながら自分自身が学ぶことが、よくあるわけです。
世の中がどんな状況で、こういうときにはなにが求められているのか、徐々にまとまっていきます。プロモーションをしながらマーケットにチューニングしていくのが、ビジネスではちょうどいいのだと思います。
そういう活動のなかに、セレンディピティは生まれるものです。
セレンディピティの3つの柱
3つの柱、「感知(Scanning)」「意味づけ(Interpretation)」「行動(enactment)」をテーマにした新しいワークショップになります。
なにかを感知して、その意味を自分に問うてみる。そして、それを素直に実行してみる。感じて、考えて、動いてみる。そうやって、人生でハッピーを積み重ねていく。
ワークショップ『セレンディピティ 』では、さまざまなリベラルアーツを学んでいくことで、豊かな感性を磨くことを目的とします。自分らしく輝き、心から幸せと感じられる生き方をシェアしていきます。
感知(Scanning)
意味づけ(Interpretation)
行動(enactment)
リベラルアーツを学ぶ理由
『セレンディピティ』では、リベラルアーツを獲得することをひとつの目標とします。
リベラルアーツとは“教養”のことですが、もともとギリシャ・ローマ時代の「自由7科」に由来します。自由7科とは、文法、修辞、弁証、算術、幾何、天文、音楽のこと。「自由人として生きるための学問」というのが、リベラルアーツの起源なのです。
つまるところ、僕たちが自由になるための知識がリベラルアーツということです。生きる価値というのは自由のなかに生まれるわけなので、リベラルアーツは必須と言えるのです。
感性を養う理由
感性を養うためには、基礎知識があることが前提です。感性は生まれてから身につく後天的なものなので、正しい直感を使うための基礎知識をあらかじめ身につけておくことが必要です。
『セレンディピティ』では、学問のほうはあまり触れないつもりです。論理的な分野は、本を読んで勉強してください。僕が解説するよりもわかりやすい優れた文献が山ほどあります。
でも、絵画であったり、音楽であったり、映像であったり、デザインであったり、文化であったり、いわゆる”アート”な領域のわかりやすい本には僕もほとんど出会ったことがないので、多くの人にはなにを学んだらいいのかよくわからない分野と言えるのだと思います。なので、そういった他では学べないことを中心にシェアしていければと思っています。
そういうアートに由来する感性を磨く時間をとることは、とてもステキなことです。ヨーロッパの人に比べて日本人は、アートにかけるお金は、わずか「7分の1」にも満たない、というデータがあります。
これって、すごく深刻だなあと思っています。歯を食いしばって美術館に行く必要はないですが、アートで心を豊かにする時間をつくることは大切です。
教養があるないだけの問題なのではなく、ビジネスに関して言えば、「選ばれる理由」「違い」「個性」などの話につながります。
また、それは品や美意識、大事にするものの差になり、コミュニケーションとか、表現のところの差となります。さらには、人生の質に関わってきます。
そういうこともあって、アートを学ぶための時間を月に1度つくりたいと思います。
アートを学ぶ理由
なぜアートに関する優れた本が少ないかというと、まずは論理的な分野に比べて圧倒的に数が少ないからです。
そしてここが大事なのですが、理屈で固めてしまっている先生たちの受け取り方や解釈の感性が、自分の感覚と合わないからです。
さらに、そもそも語られているポイントが、僕たちの興味と違っているからです。
まずは1年かけて(2年を目標に)、さまざまなリベラルアーツを一緒に考えていきたいと思います。
ビジネスがうまくいくためには
「このパターンはヤバイぞ」「これはうまくいきそうだぞ」
これはビジネスの感性です。こういった感覚は、感性を磨くことで養われます。
ちなみに、印象派の画家たちが余儀なくされたパラダイム・シフトは、協会やセミナー・ビジネスをしている人がこのコロナ禍で強制的にリモートにされたレベルなんかとは比べものにならないほど、シビアな話です。
ダメな例
ビジネスの感性
ビジネスの感性は、これはコミュニケーションの感性と言ってもいいのですが、伝記から養うことができます。
前者ならば、少しずつチャレンジすればよし。後者ならば、そういう訓練をすればよし。
受講の詳細
日程
# 04 2021.01.24(日)14:00 – 16:00
# 05 2021.02.21(日)14:00 – 16:00
# 06 2021.03.21(日)14:00 – 16:00
# 07 2021.04.18(日)14:00 – 16:00
‥‥
※ 第5回目(2021年1月)以降の日程は、追ってご案内いたします。
方法
日程のオンライン・ライブ(zoom)に参加、もしくは、後日の動画配信(Vimeo)にて受講できます。
メンバーはFacebookグループにご参加いただき、コンテンツならびにメンバー同士の交流を楽しんでいただけます。
メンバーの方からのメッセージや質問を受けつけております。
価格
無料
特典
メンバーの方は、オンライン・ライブ以外にも、さまざまな動画コンテンツを視聴いただけます。
シュテルン
吉岡岳彦