協会とは何ですか?

協会ルネサンスでは、《協会を作ること=集団をつくり育てること》と考えています。つまり、「協会とは人の集団である」ということです。

そんなの当たり前だよ、と思うかもしれませんが、でもちょっと考えてみてください。

たとえば、ヨドバシカメラで買い物をする人のほとんどは、ポイントカードを持っているでしょう。ヨドバシカメラの立場からすると、ポイントカードを持っている人は全員「会員」という扱いです。

でも、(私も含め)ポイントカードを持っている会員たちは、「集団」を形成しているでしょうか?

おそらく、「集団」という感覚を持っている会員は一人もいないでしょう。ポイントカードを持っている人に、ヨドバシカメラの会員としての自覚はあるでしょうか?

おそらく、そんな自覚は誰も持っていないと思われます。

ヨドバシカメラの悪口を言われたら腹が立ちますか?

おそらく腹は立たないでしょう。

つまり、会員制度があるからといって、集団ができているとは限りません。ヨドバシカメラの会員制度は、「集団」ではないのです。

「集団」であるためには、

・ 会員どうしがお互いに交流している

・ 全体として集団に属している感覚がしっかりある

・ その集団に対して悪口を言われたら腹が立つ

という条件が必要です。

さらに、集団を大きくしたいという気持ちを会員が持っている、ということになれば集団は成長します。

つまり、協会を作るというのは

(1) 集団のタネを作り、

(2) 大きな集団に育てる

ということ。

会員制度を用意し、利用者が増えればそれでよい、というものではなく、

講座を用意して受講者が増えればそれでよい、というものでもない、

ということです。

加えて、協会の講座を広めるため通信講座を作るべきか、作らないほうがよいか、という相談をよく受けますが、その判断のポイントもここにあります。

すなわち、通信講座の受講者は、その後交流するのか、

通信講座の受講者の心の中に協会に属しているという感覚は生まれるのか

通信講座の受講者は、協会の悪口を言われたら怒ってくれるのか

この3つの条件を満たすように通信講座を設計することができるのなら、その通信講座には協会としての意味があります。そうでない通信講座は、ただの教育商品に過ぎず、商品を売るだけならそれはただの商売ということになります。わざわざ協会を作ってすることではないでしょうね。

 

協会ルネサンス

吉岡岳彦